発達障害アカウントのTwitterを見ていると、どうも毒親率が高いように見えるんですね。
実際のところはどうかわかりませんが、僕の親も毒親属性があり、発達障害者と毒親には何か関係があると思います。
あなたはこんな悩みを抱えていませんか?
- 家族と過ごしていると息苦しい
- 親の教育に違和感を感じる
- 親との関わり方に悩んでいる
そんな悩みを解決します!
この記事では、「発達障害者の親、毒親率が高い説」について解説。
最後まで読むことで、自分にかけられたバイアスを知り、毒親に縛られない生活を送るきっかけになります。
僕は家族とはできるだけ関わらないようにしていますが、それでも価値観や考え方に毒親の影響が出てしまっていると感じます。
好きなものややりたいことがわからず、”自分”というものがありません。
他人にいいように扱われるので、散々利用され搾取されてきました。
毒抜きには長い時間が必要です。
まずは自分に盛られた毒を理解し、対策を立てていきましょう。
目次
毒親率が高い理由① 親も発達障害

発達障害の遺伝率は約80%です。
自分が発達障害なら、だいたいは親も発達障害。
発達障害で苦しんでいる方ならよくお分かりだと思いますが、無自覚な発達障害者による子育ては悲惨です。
他人の気持ちがわからない
他人の気持ちが分からないうえに、相手は立場が弱い子供。
子供の気持ちなどお構いなしで、パワハラモラハラ三昧です。
ですがこれも必要な教育だと履き違えているので、反省もせず改めることはありません。
思い込みが激しい
自分の価値観を曲げることなく、子供のためを思っている自分の行動が正しいという前提でいます。
また、俗説や迷信を思考停止で信じるタイプだと、子供を徹底的に振り回します。
自分の満足感が最優先で子供を全く見ていないので、親はいつまでも反省せず変わりません。
論理性がない
発達障害者は客観性がなく、物事を深く考えられない傾向があります。
加えて母親特有のヒステリーが加わると、感情論だけで子供を支配するようになります。
感情を振りかざす人は周囲を消耗させますが、それが四六時中家にいるストレスは計り知れません。
毒親率が高い理由② 子供の発達障害を理解していない

「発達障害を理解していない=毒親」とするのはいささか暴論です。
しかし、子供を尊重したり、きちんと原因を探ったりするなどすれば、毒親らしい振る舞いをすることはなかったでしょう。
自分がしたい子育てを押し付けたことが、発達障害の無理解となってしまったのです。
できないことを努力不足と認識する
発達障害者はできない事だらけです。
普通の子供らしい生活習慣を身につけることも、落ち着いて勉強することも、友達を作ることにも困難が付きまといます。
それを個性や仕方のない事と受け入れずに、「やる気がない」「努力不足」で片づけてしまうため、子供に歩み寄ろうとしません。
関連記事:【大人の発達障害】ワーキングメモリが低いと困ること
平均的な子供に育てようとする
発達障害の子供は、どこかで他の子供とズレが出てきます。
ありのままの子供の姿を受け入れられず、ダメな部分をとことん克服しようとする。
しかし発達障害は決して治らないので、意味もなくいひたすら子供を叱るだけになります。
減点方式で子供を評価する
子供の悪い所ばかりが目につき、肝心の長所を褒めることがありません。
しかし発達障害者は部分特化でしか生きられないので、それは逆効果です。
教育の大半が苦手分野の矯正にあてられるので、親と過ごす日々は苦痛でしかありません。
毒親率が高い理由③ 発達障害と田舎のミスマッチ

発達障害と田舎はとても相性が悪いです。
濃い人間関係、同一を求める人間性、進路の選択肢の少なさなど、発達障害を殺す環境に他なりません。
特に幼少期に刷り込まれた価値観はなかなか抜けないので、田舎育ちはとても厄介です。
世間体ばかり気にする
田舎のコミュニティでは、個性よりも世間体が何よりも大事です。
変わった行動をしようものなら、親はそれを無理やり強制しようとします。
比較的に社会性が乏しい発達障害者には、とても生きづらい環境です。
親の育て方が悪いと思われたくない
僕は小さい頃から習い事を多くやらされ、塾にも入れさせられました。
弟が最重度知的障害者ということもあり、自分たちの子育てや血筋の良さを示したかったのだと思います。
噂話がすぐに広まる田舎では、親が余計なプレッシャーを受けてしまうことも。
人間関係を変えさせない
田舎の親は一軒家を買って、産まれた土地に永住するのが基本です。
万が一、子供が環境に馴染めなくてもリスクヘッジができていません。
そのため逃げることが許されず、時が過ぎるのを待つ他なくなります。
関連記事:【大人の発達障害】都会に住むか、田舎に住むか【結論:都会がいい】
もし発達障害者が毒親に育てられてしまったら

毒親に育てられてしまった事実は変えられませんが、植え付けられた価値観を変えていくことはできます。
無自覚のうちに悪い影響を与えられている場合もあるので、毒親の置き土産はタチが悪いです。
実家から離れる
発達障害者は収入が低い傾向にあるので、実家暮らしの人も多いと思います。
しかし近くに親がいると、思想や物理的な行動範囲まで制限されるんですね。
静かな一人暮らしで自由に時間を使える状況になり、やっと自分と向き合うことができます。
興味のある事にチャレンジする
発達障害者は定型(健常者)に合わせて生きることを強いられてきました。
そのため、自分が本当に好きなことややりたいことに蓋をして、”普通”に振舞う癖がついています。
今までにないチャレンジをして新しい自分に出会うことで、親に敷かれたレールから外れていくことができます。
”普通”に振り回されない
発達障害者は社会適性が乏しいです。
正社員で当たり前、結婚して当たり前、という世間や周囲の風潮はガン無視しましょう。
定型の当たり前に縛られると、劣等感に押しつぶされ、自分の可能性を狭めてしまいます。
発達障害者の毒親率が高い説 まとめ

この記事では、「発達障害者の親、毒親率が高い説」について解説。
最後にもう一度、ポイントをおさらいしましょう。
- 親も発達障害者
- 発達障害を理解していない
- 田舎がミスマッチしている
正しい知識、あるいは子供の個性を受け入れる体制がないと、その親は発達障害者にとって毒親となります。
そして親から植え付けられた価値観や考え方は、大人になってからもずっと影響を及ぼします。
もし”普通”にこだわっていたり、自分のやりたいことすら分からなくなっていたりした時は、毒親からの脱却も考えてみて下さい。
私は女性で毒親育ちで参ってますが「母親特有のヒステリー」というのは女性蔑視だと思います。
あなたも「女はヒステリーを起こす」「男は理性、女は感情的」と言って女性を下に見る人と同じですよ。はっきり言って傷つきます。
私は毒父がキレやすい事もヒステリーだと思っています。本質的には全部感情論、要は「俺様は正しい、おまえは間違ってる」ですから。
男性は蔑視されないので「男性特有の」なんて言い方はされませんがね。
どっちもいわゆるモラハラパワハラ気質なんだと思います。