みなさんは、2chで有名なこの発達障害コピペを知っていますか?
発達障害者の処世術
・人並みの幸せは諦める
・障害のことは人前では一切口にしない
・どちらに進んでも悪い方向にしか行かないのだから、悪い中でもマシなほうの選択肢を選ぶしかない
・親しげに近づいてくる奴は見下して優越感を感じようとする自己愛性人格障害者か、いいように利用したり搾取しようと企む性悪定型のどちらかしかいないと心得るべし
・沈黙は金以上なり
・飲み会や宴席にはなるべく参加しない。参加しても一切喋らない
・冗談やジョークを言わない
・口に出すのは挨拶と感謝と謝罪だけにすべし
・人前で趣味や遊びの話は絶対に口にしないこと
・雑学的な知識を人前では見せないこと
・自分の得意分野の話題になっても一切口を開かないこと
・はしゃがない。笑わない。
・「心を開け」「自分を出せ」「言いたい事があるなら言おうよ」といった言葉に騙されるな
・定型の言う事には必ず裏があると心得るべし
・定型=嘘つき、二枚舌ということを心得るべし
・職探しは給料の額面よりも休日の多さ、残業の少なさ、一人作業が多い仕事かどうかを基準に選ぶ
・なるべく大規模な職場を選ぶこと
・人間関係はトラブルしか生まない
・人付き合いやコミュニケーション、ビジネスのハウツー本は発達障害者にとっては何の参考にもならない
・発達障害者が「馬鹿になれ」を真に受けて実行すると怒りや恨みを買うか、さらにバカにされるかしかないことを心得るべし
・絶対に自分を出さないこと
・孤立や孤独は発達障害者の運命だと思って諦めること
・他人と会話がしたいならネットの掲示板だけに留めておくこと
賛否が分かれるコピペですが、僕としては実用的でとても参考になると思うんです。
今回は、「発達障害の処世術」を一部引用し、発達障害の当事者として解説していきます!
最後まで読むことで、発達障害者の先人の教えを活かせるようになりますよ!
筆者の発達障害プロフィール
手帳3級のADHD
ASD・APD・HSP傾向あり
社会人で発達障害が発覚
定型(健常者)にギリ擬態できる
一人暮らしは可能レベル
それでは、さっそく見ていきましょう。
目次
【発達障害の処世術】マインド編


「発達障害の処世術」より、マインド面で特に参考になるのは次の3つです。
- 人並みの幸せは諦める
- 人間関係はトラブルしか生まない
- 孤独は発達障害者の運命
それでは、一つずつ見ていきましょう。
人並みの幸せは諦める
これはすべての発達障害者が心に刻むべき言葉です。
ポイントは”人並みの”というワード。
発達障害者は、定型(健常者)の価値観・社会では生きていけません。
そもそも定型のルートから外れているから、発達障害と診断されたんですよね?
それなのに”人並み”を基準にするのは無理があります。
元・健常者のプライドを捨てない限り、発達障害者は永久に幸せにはなれないのです。
関連記事:発達障害が人並みの幸せを諦めるべき理由【不幸を回避する3STEP】
”人並み”は発達障害者を殺す言葉。
人間関係はトラブルしか生まない
発達障害者は、コミュニケーションに向いていません。
学校で友達ができないならまだしも、仕事にも支障をきたしてしまいます。
「人間関係はトラブルしか生まない」は基本スタンスです。
これをおさえておけば、余計な人間関係を作ろうとせず、トラブルも事前に察知できます。
”人並みの”コミュニケーションを諦めたら、仕事や日常生活が驚くほど楽になりますよ。
コミュ障は仕方ない。定型を目指してはいけない。
孤独は発達障害者の運命
「孤立や孤独は発達障害者の運命だと思って諦めること」
上記の「人間関係はトラブルしか生まない」を受け入れれば、自然とこれにつながります。
発達障害者といえども普通の人間です。
人間関係はストレス源ですが、いざ孤独になると寂しさを感じますよね。
でも今はTwitterやオンラインサロン等のWebコミュニティもありますから、それで我慢しましょう。
人間関係は、リアルではなくネットに任せよう。
【発達障害の処世術】コミュニケーション編


「発達障害の処世術」より、コミュニケーション面で特に参考になるのは次の3つです。
- 障害のことは一切口にしない
- 沈黙は金以上なり
- 絶対に自分を出さないこと
それでは、一つずつ見ていきましょう。
障害のことは一切口にしない
発達障害をカミングアウトするだけ無駄です。
僕も退職の際、二人の上司にカミングアウトしました。
結果、表面上すら理解されず、最後まで侮辱的な扱いをされて終了。
定型にとって、発達障害はただの甘えなんです。
関連記事:職場で発達障害をカミングアウトするとき気をつけること【3選】
発達障害を理解されようと思ってはいけない。
沈黙は金以上なり
「口は災いの元」というのは発達障害者のための言葉です。
僕自身も、積極的なコミュニケーションで大結果になったことは、数えるほどしかありません。
加点方式ではなく減点方式で考えましょう。
良く思われることではなく、いかにミスをしないかを優先するのが大切です。
コミュニケーションは減点方式
絶対に自分を出さないこと
発達障害の個性は、決して定型には受け入れられません。
うっかり屋さんや天然で済まされるのは、せいぜい若くてかわいい女性だけです。
発達障害でも定型の世界で生きていきたいなら、自分を出してはいけません。
「どうすれば嫌われないか」「どうすれば違和感を持たれないか」だけを考えて生きましょう。
発達障害である自分は、心の奥底にしまいこもう。
【発達障害の処世術】会社編


「発達障害の処世術」より、会社面で特に参考になるのは次の3つです。
- 職探しの基準
- 飲み会や宴席には参加しない
- 口に出すのは挨拶と感謝と謝罪だけにすべし
それでは、一つずつ見ていきましょう。
職探しの基準
発達障害の処世術が提唱する職探しの基準は、以下のとおりです。
- 額面よりも休日の多さ
- 残業の少なさ
- 一人作業が多い仕事か
僕も広告代理店の営業として働いてきましたが、これには同意です。
会社で働くのは、精神的苦痛が伴います。
正社員として働き続けたいのであれば、コミュニケーション頻度と時間は重視しましょう。
やりがいや適性はどうせないから、打算的に決めるべき。
飲み会や宴席には参加しない
発達障害者は、飲み会にだけは絶対参加してはいけません。
雑談や気遣いはできず、ひたすら苦痛な時間が過ぎていきます。
しかし僕もそうでしたが、若手で男の営業マンだと、飲み会の誘いは絶対に断れませんよね。
飲み会対策については、(記事)にまとめているので、ぜひご覧ください。
余計なリスクを抱える必要はない。
口に出すのは挨拶と感謝と謝罪だけにすべし
これは本当に大切な考え方です。
発達障害は余計な発言もしますが、自分の事で手いっぱいで、「挨拶・感謝・謝罪」が抜けることも多々あります。
失言をおさえながら必要な言葉を伝えるために、この教えは覚えておきましょう。
言うべき事だけおさえて、余計な発気はしない。
【発達障害の処世術】まとめ

この記事では、「発達障害の処世術」について解説してきました。
最後にもう一度、ポイントをおさらいしましょう。
- 人並みに幸せは諦める
- コミュニケーションは悪
- とにかく喋るな
「発達障害の処世術」は、人によっては大げさに聞こえるかもしれません。
ですが、発達障害者として3年間働いてきた今、とても実用的な教訓だと感じます。
発達障害専門のサイトより、2chの方がリアルで役立つ場合も多いです。
レスも面白いので、たまには覗いてみてはいかがでしょうか。