リンクビーは、障害者の雇用促進事業を手掛ける、ゼネラルパートナーズが運営する就労移行支援サービスです。
発達障害専門で、職場定着率は90%をうたっています。
人それぞれ障害特性の異なる発達障害ですが、様々なシーンを想定した実践的な研修がいくつも用意されているんです。
こんな人におすすめな記事!
- リンクビーの口コミ・評判が知りたい
- 障害者雇用に興味がある
- 発達障害の視点で解説してほしい
この記事の筆者は、ADHDで精神障害者保健福祉手帳3級を交付されています。
一般雇用で3年間勤めた会社を退職した経験があり、そんな当事者の意見も交えながら解説していきますよ!
目次
リンクビーの口コミ・評判


リンクビーの口コミ・評判をTwitterからまとめました。
2020年の最新情報を中心に抜粋しています。
いい口コミ・評番
就労移行支援事業所 いそひと・リンクビー大手町行ってみた。発達障害専門だからどんなものか話をしてみたら、かゆいところに手が届く感覚。さすが、専門!研究されてるし対策も的確。#就労支援 #発達障害 #就活
— リーナ@発達障害 (@04yaberi117) March 17, 2018
勉強の為に体験に行っていた僕も
皆さんに近い感想かも知れない、とても仕事をする環境に近い訓練方法をされてます。あと、グループワークも多く、そこでお互いへの配慮や特性を伝え合う事が利用者さんに共通して見られててココがとても好きです。
自己理解がかなり捗る事業所なイメージです。 https://t.co/bljJ3XEydL
— リオ/RIO HIROSE (@RIOHIRO2) October 4, 2020
実は就労移行も種類がありまして…おそらく説明されたのは、症状が重い人向けの就労移行だと思います😅個人的には発達障害専門の就労移行で、Kaienやリクビーなどの実績がしっかりあって、就労経験がある当事者が通所してるところがオススメです。職業評価もいいと思います!私も受けましたよ!
— ろん (@kota_adhd) May 15, 2020
発達障害の専門的な指導を受けられ、同じ境遇の仲間も見つかる!
悪い口コミ・評判
リンクビー良さそうだったけど無収入で毎月お金払って半年近く通うのはちょっときびしい
— manaaa (@mannna99) October 3, 2018
↓こちらは就労移行支援全体に対する意見です。
せめて学生の時や20代の時に発達障害と診断されていれば可能性はあったかもしれない。30代以上になるとほぼ手遅れで、きちんとした就労移行支援などを受けたとしても障害者枠での就職すら年齢差別を受けてしまい、結局クローズで障害を隠してやっていくしか選択肢が無くなってしまう。#発達障害
— レッド (@red_autism) August 2, 2020
就労移行支援の特徴やデメリットは、下記で詳しく書いていきます。
リンクビーのメリット


リンクビーのメリットは、次の3つです。
- 実践的な職業トレーニング
- コミュニケーションスキルも磨ける
- 企業の人事担当者が見学に来る
発達障害専門だけあって、発達障害がつまづきやすいところを、ピンポイントに対策できます。
それでは、一つずつ見ていきましょう。
実践的な職業トレーニング
下記は、リンクビーの職業トレーニングの一例です。
- 納期までに業務を完成させる
- チームメンバーと効率的な業務分担を行う
- 業務の優先順位をつける
…etc
見事に発達障害ができないことばかりじゃないですか!
僕も「納期・効率・優先順位」をコントロールできず、最終的に上司に管理してもらっていました。
入社3年目で、ですよ?
こうした発達障害が苦手なことを基礎から鍛え直せるので、不安を取り除いていけますね!
働き方の基礎からトレーニングできる。
コミュニケーションスキルも磨ける
リンクビーでは、コミュニケーションスキルの研修も用意されています。
- ビジネスマナー
- 電話対応
- 歓送迎会
- 報連相
- アンガーマネジメント
…etc
発達障害にとって、電話対応や報連相は「できて当たり前」ではありません。
職業ごとの専門的トレーニングだけでなく、スルーされがちな基礎までフォローしてくれるので安心ですね。
”社会人”につまずいた人こそ、リンクビーを利用するべき!
企業による事業所見学
企業の人事担当者や役員・ハローワーク職員が、事業所へ見学に来る機会が多くあります。
それだけリンクビーは、障害者雇用の企業から注目されているということ。
そこから声がかかって就職につながることもあり、なかなか夢がありますね…。
障害者雇用でも、精神障害者はどうしても敬遠されてしまいます。
こうした小さなチャンスでも、あるかないかでは大違いです。
リンクビーは、企業からも注目されている
リンクビーのデメリット


リンクビーのデメリットは、次の3つです。
- 利用者数が多い
- 週4日以上の通所を推奨
- 昼食費・交通費支給なし
それでは、一つずつ見ていきましょう。
利用者数が多い
リンクビーは大手の就労移行支援サービスなので、利用者数が多いです。
職員との距離が広がったり、サービス利用に時間がかったりする心配がありますね。
しかし、これを裏返せば、グループワークを頻繁にできるというメリットにもなります。
僕もぼっち属性なので人混みは嫌いですが(笑)、だからこそ克服のために大手就労移行支援を利用する考え方もアリです。
人混みや個人へのサービスの質が心配。
週4日以上の通所を推奨
リンクビーでは、週4日以上の通所を推奨しています。
日数に関しては、どの就労移行支援も変わりません。
とはいえ、賃金が発生しない就労移行支援に、週4日も通うのは大変です。
失業手当を週付されている、実家暮らしで親に頼れるといった環境でないと、継続的に利用するのは厳しそうです。
利用できる環境が限られてくる。
昼食費・交通費支給なし
リンクビーでは、昼食費や交通費が支給されません。
就労移行支援によっては援助がありますが、リンクビーでは自己負担になります。
週4日の通所で考えたとき、金銭的な補助がないのは少し痛いですね。
お金の心配をしながらではスキルアップに集中できないので、事前準備が大切です。
金銭的にゆとりを持ってから参加しよう。
リンクビーを利用するまでの流れ


リンクビーを利用するまでの流れは、次のとおりです。
- 見学
- 面談・体験通所
- 受給者証の申請・発行
- 利用開始
通所を決める前に、見学や面談を通してじっくりと考えることができますよ!
見学
まずは問い合わせフォームから、見学の申し込み。
確認され次第、案内メールが送られてきますよ。
実際に見学しなければ雰囲気はわからないので、これは必須です。
「自分に合っている」と感じたら、手続きを進めていきましょう!
見学することで、安心して手続きができる。
面談・体験通所
施設の見学後、職員との面談があります。
通所するかの相談もできるので、気軽に話せますよ。
もし面談だけでは決めかねるという場合でも、5日間の体験通所ができます。
しっかりと相談・体験したうえで決められるので、とても安心です。
通所を決めるまでのサポートが充実。
受給者証の申請・発行
就労移行支援を利用するには、市区町村から受給者証を発行してもらう必要があります。
障害者手帳を持っていれば無料で利用できるので、きちんとした手続きが必要なんです。
手続きもリンクビーの職員がサポートしてくれるので、あまり不安に思わなくても大丈夫。
市区町村への手続きもサポート。
利用開始
リンクビーをはじめとした就労移行支援は、最長2年間利用することができます。
週4日以上で数か月間通うことになるので、長丁場になります。
しかし、こうしてじっくりと就職のトレーニングができる機会はめったにありません。
プロのサポートを受けながら、万全の状態でのぞみましょう!
最長2年間、じっくり学ぶことができる。
リンクビーの口コミ・評判・特徴 まとめ

この記事では、「リンクビーの口コミ・評判」について解説。
最後にもう一度、ポイントをおさらいしましょう!
- 発達障害専門の安心と信頼
- 細かい対策ができる
- 長期間の通所が前提
障害者雇用促進の事業を手掛けるatGPグループの中でも、発達障害が専門の就労移行支援、リンクビー。
発達障害当事者が本当に必要としている研修を揃えており、これが無料で受けられるのはすごい。
東京と大阪の3ヵ所にしかないのが残念ですが、逆に関東圏・関西圏の人は非常にラッキーですね。
とても充実した研修になっているので、一度見学だけでもしてみましょう!
↓登録に便利なリンクをのせておきます。
職場定着率90%!発達障害専門の就労移行支援【リンクビー】
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