僕には聴覚過敏の傾向があって、生活音や雑音がストレスでした。
- 電車の音やアナウンス
- 会社の電話や話し声
- 子供の声
- お店のBGM
- 車が走る音
そこで購入したのが、ノイズキャンセリング機能がでおなじみ、Airpods Pro。
Amazon価格で28,900円と、なかなか高い買い物でしたが、結果は大満足。
生活がかなり快適になり、勇気を出して購入して本当によかったです。
こんな悩みを抱えていませんか?
- 聴覚過敏に悩んでいる
- Airpods Proが気になっている
- Airpods Proのレビューを知りたい
そんな悩みを解決します!
この記事では、実際にAirpods Proを購入した筆者が、聴覚過敏に効果があるのかをレビューします。
最後まで読むことで、Airpods Proのメリットからデメリットまでわかりますよ!
それでは、詳しく解説していきます!
目次
【聴覚過敏】Airpods Pro購入の動機


僕がAirpods Proを購入した動機は、次の3つです。
- 雑音がストレス
- みんなが絶賛してる
- 別のイヤホンでは物足りない
Airpods Proの購入をためらう理由は、やっぱり”値段”ですよね。
僕はApple信者ではないし、イヤホンにこだわりもありません。
「いくら評判が良くても3万はなぁ…」と思っていました。
その状態から購入に至った経緯を書いていきます。
雑音がストレス
僕は発達障害と診断されており、聴覚過敏の傾向もあります。
そのため、日常生活で耳に入ってくる音が不快で仕方ありませんでした。
外出時は音楽やYouTubeを聴いて対策していますが、長時間聴き続けると頭が疲れます。
かと言ってイヤホンがないとストレスなので、騒音を低減する”ノイズキャンセリングイヤホン”は必須でした。
聴覚過敏にノイズキャンセリングイヤホンは必須。
みんなが絶賛してる
Airpods Proを持っている何人かの友人に聞いてみましたが、ノイズキャンセリングを含めて大絶賛。
YouTubeを見ても、多くの「今年買ってよかったものランキング」動画で1位になっていました。
「Airpods Proは素晴らしいのだろう」
そうは思いましたが、Apple信者でもイヤホンヲタクでもない一般庶民には、3万円という値段は敷居が高かったです。
友人もYouTuberも大絶賛。あとは値段だけ…。
別のイヤホンでは物足りない
けっきょく僕は、非Apple不服従を掲げ(ケチって)、14,380円のAnker Soundcore Liberty 2 Proを購入。
ノイズキャンセリング機能はついていませんが、Airpods Proの半額で音質もいいらしかったので購入しました。
一応Ankerのハイエンドモデルなので満足でしたが、やっぱりノイズキャンセリング機能が欲しかったんですね。
けっきょく、自己投資だと言い聞かせてAirpods Proを購入したのでした。
ノイズキャンセリング機能をケチってはいけない。
【聴覚過敏】Airpods Proのレビュー


それでは、以下の項目でAirpods Proのレビューをしていきます。
- ノイズキャンセリングの効果
- 装着感
- 音質
購入して約3か月、在宅フリーランスということもあり、ほぼ1日中着用しています。
あらゆるシーンで使ってきたので、詳しくレビューしていきますよ!
ノイズキャンセリングの効果
Airpods Proのノイズキャンセリングは、素晴らしいの一言です。
体感では、全体的に外音80%カットといったところ。
その中でも、聞こえにくい音と聞こえやすい音が分かれます。
完全無音ではありませんが、心地いい日常生活が送れるツールに間違いありません。
【場面別 ノイズキャンセリングレビュー】
室内 | ほぼ無音 |
---|---|
カフェ | 話し声はだいぶ小さくなるが、店内BGMがやや聞こえる |
スーパー | ざわざわした雑音がだいぶ小さくなる |
電車 | 走行音やアナウンスは比較的聞こえやすい |
道路 | 車の走行音がわずかに聞こえるだけ |
目の前の人の声 | 頑張れば聞こえる |
まとめると、「不快な雑音はカットされるが、必要最低限の音は聞こえる」という感想です。
完全な静寂とまではいきませんが、日常的に使うなら、むしろこのくらいの遮音性がちょうといいですね。
最低限生活に困らない程度に、雑音をカットしてくれる。
装着感
Airpods Proは装着感も問題ありません。
L,M,Sサイズのイヤーピースが付属しているので、ぴったりなサイズを選べます。

またiPhoneユーザーなら、「イヤーチップ装着状態テスト」でデータを測ることもできます。
自分の感覚ではよくわからないという人でも、客観的に確認できるのは嬉しいですね。
重さはイヤホン本体で約11gで、他社のワイヤレスイヤホンの平均くらいです。
ちなみにanker soundcore liberty pro 2は約16gですが、Airpods Proと比較するとずっしりした重みを感じます。
Airpods Proは長時間装着していても耳が疲れないので、ヘビーユースしても問題ありません。
フィット感も軽さも申し分なしで、長時間使用でもノンストレス。
音質
音質については、正直14,380円のsoundcore liberty pro 2の方が好みです。
僕は音質マニアではないのですが、Airpods Proはメリハリが薄いというか、べちゃっとした音に感じます。
しかし2020年9月、iOS14にアップデートされたことで、自分好みの音質に調整できるようになりました。
驚くほど音質が改善され、2020年9月以前のレビューは参考にならないくらいです。
「低音が好き」「クリアな高音域が欲しい」などの好みがなければ、Airpods Proでも不満は出ないでしょう。
実際、僕も低音が好みなので、低音域が強いsoundcore liberty pro 2に惹かれたというだけです。
音質に特別なこだわりがなければ、Airpods Proで間違いなし。
【聴覚過敏】Airpods Proのメリット


Airpods Proの、その他の便利機能を紹介します。
- 外部音取り込みモードが便利
- 日常的に使いやすい
- Apple製品との連携に優れている
それでは、一つずつ見ていきましょう。
外部音取り込みモードが便利
Airpods Proは、ノイズキャンセリングのオンオフを、ワンタッチで切り替えられます。
ノイズキャンセルをオフにすると外部音取り込みモードになり、まるでイヤホンを外しているかのように外部音が聞こえます。

写真の少しへこんでいるところが感圧センサーです。
ここを長押しすることで、外部音取り込みモードに切り替わります。
この機能は、買い物で重宝しています。
僕はAPD(聴覚情報処理障害)でもあるので、人の話し声が聞き取りづらいんです。
普通のイヤホンだと、わざわざ両耳から外さないと聞き取れなかったので、レジでとても面倒でした。
しかしAirpods Proなら、「①ワンタップで音楽停止→②長押しで外部音取り込みモード」にできます。
片手操作で実質イヤホンを外せるので、レジ前後での動作がとてもスムーズになり、ストレスもなくなりました。
※Airpods Proでは、ボタン操作の設定を切り替えることができます。
イヤホンを外す手間が省けるので、買い物で便利。
日常的に使いやすい
Airpods Proは、充電や防水の面でも使いやすい仕様となっています。
連続再生(本体のみ) | 4.5時間 |
---|---|
ケース充電ありで再生 | 24時間以上 |
連続通話 | 3.5時間 |
5分間の充電 | 1時間 再生可能 |
耐水・耐汗 | IPX4(あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない) |
Airpods Proは4.5時間の連続再生が可能です。
よく比較されるノイズキャンセリングイヤホンは6~10時間再生のモデルも多いので、再生時間では一歩遅れを取る結果に。
しかし、ノイズキャンセリング性能は抜群に高く、連続4.5時間使う人も限られます。
万が一イヤホン本体のバッテリーが0%になっても、約1時間でMAXまで充電できるので、ほとんど問題ないでしょう。
また、多少の水や汗なら、気にせず使うことができます。
僕はランニング中に汗ダラダラで使用していますが、今のところ故障はありません。
音楽が聴きやすくて軽いので、重宝しています。
ただし、防水ではなく耐水なので、シャワーやサウナのような環境で使うのはやめましょう。
シーンを選ばず、どんどん使える!
Apple製品との連携に優れている
Airpods Proは、Apple製品との連携に優れています。
ケースの蓋を開くだけでiPhoneと自動で連携。
MacやApple Watchを同時に使用していても、デバイス側の操作で瞬時に切り替えられます。
もちろんandroidでも問題なく使えますが、iPhoneをはじめとしたApple製品を使っているなら、よりおすすめできます。
Apple間の連携はピカイチ!
【聴覚過敏】Airpods Proのデメリット


Airpods Proのデメリットは、次の3つです。
- 高音のノイズキャンセリングが弱い
- ボタンで音量調整できない
- 専用アプリがない
大きな不満はありませんが、さすがに完全無欠ではありません。
3か月間使い倒して感じたデメリットを紹介していきます。
高音のノイズキャンセリングが弱い
Airpods Proのノイズキャンセリングはとても優秀ですが、高音に弱いと感じます。
子供や女性の声、電車のブレーキ音などは、比較的聞こえやすいです。
「とにかく高い音は絶対に聞きたくない!」という方は、不満が残ると思います。
音楽+ノイズキャンセリング使用なら格段に聞こえづらくなりますが、厳格に選ぶならAirpods Proはおすすめしません。
完璧に外部音をシャットダウンできるわけではない。
ボタンで音量調整できない
Airpods Proは、ボタン(感圧センサー)で音量調整することができません。
僕はよくYouTuberのトークを聞きますが、動画によって音量はまちまち。
なので頻繁に音量調整をするのですが、いちいちスマホを取り出すのがめんどうですね。
音楽しか聴かない人には問題ありませんが、音量をよく切り替える人やこだわりのある人は、少し不便に感じるでしょう。
ワンタッチで音量調整できないのは不便。
専用アプリがない
Airpods Proには、イコライザーを設定できる専用アプリがありません。
たとえば、よくAirpods Proと比較されるsonyのWF-1000XM3は、アプリ上で11種類のイコライザーを切り替えられます。
Airpods Proでも好みの音質に変更できますが、ジャンルごとに切り替えるような芸当はできません。
僕はロック・吹奏楽・ジャズ・YouTubeと様々なジャンルを聴くので、専用アプリのカスタマイズ機能が欲しかったですね。
もちろん、露骨に音質が変わるわけではないので、「普通に聴ければいい」という人なら大丈夫です。
ジャンルに合わせてカスタマイズできない。
聴覚過敏にAirpods Proをおすすめする理由 まとめ

この記事では、「聴覚過敏にAirpods Proをおすすめする理由」について解説。
最後にもう一度、ポイントをおさらいしましょう!
- ノイズキャンセリングが優秀
- 普段使いも問題なし
- 3万円の価値はある
「たかだかイヤホンに3万円なんて、やっぱりApple製品はコスパが悪い」
最初はそう思っていましたが、3か月使い倒した今、「むしろコスパ良すぎ」と言わせてもらいます。
”雑音”というストレスからの解放は、本当に快適です。
音楽を聴く時も聞かない時も、Airpods Proは欠かせない存在になっています。
僕はWebライターとして自宅やカフェで仕事をしていますが、ノイズキャンセリング機能があると、格段に集中することができます。
耳からの情報は遮断することができず、無意識に脳を刺激します。
僕もAirpods Proを買ってから気が付きましたが、雑音は自分の想像以上に頭を疲れさせるんです。
たとえば通勤時にAirpods Proを使うだけでも、1週間のストレスがだいぶ減るはず。
聴覚過敏に悩んでいる方は、ぜひ検討してみてください。